気まぐれ日記 2018年8月

2018年7月ここ


8月1日(水)「まだまだ続く猛暑・・・の風さん」
 今朝は少し早起きし、昨日に続いてゴミ出し。ただし、ミックスペーパー。集積車が到着するのが早いので、のんびりできない。
 案の定、8時前にもう来て行ってしまった(でも、間に合った〜)。
 今日の仕事も逆順。午後、県図書から借りている本を地元の図書館へ返却するので、執筆を先にして、使えるだけ使っておこうという考えだ。ところが、この本は役に立つことがわかり、古本が半額で販売されていることもネットでわかったので、一昨日の夜、発注してあった。昨日、古本屋から発送しました、というメールがあったので、今日にも届くかもしれない。
 ルーチン雑務を午後2時近くに終え、パン1個の昼食で済ませてから、キャメロンで出かけた。
 車体は手でさわるとやけどしそうだ。
 先ず、図書館へ直行し、県図書の本を返却。猛暑の避難所としてここは涼しくていいな。
 続けて、UFJのATMで現金を引き出し。
 ホームセンターへ行き、さっき測定した窓枠やレールの測定データに基づいて、カーテンをイージーオーダーした。ついでに買い物を少しした(これはストレス発散みたいなものだ)。
 強い日差しの中、まっすぐ帰宅……。しまった! 葉書の投函を忘れた(笑)。
 案の定、古本屋から注文した本が届いていた。見事なタイミング。
 ワイフとホットタイムにしてから、再び、書斎へ。
 夕食後、NHKのニュースを見、ツムツムをやってから、また書斎へ。
 午前1時ころ、第一章を書き終えたので、中間報告ということで、編集者へメール送信した。

8月2日(木)「セットの熱帯夜・・・の風さん」
 猛暑ということは熱帯夜がセットでついてくる。寝室のエアコンは依然として故障中なので、夜は窓を全開にして寝ている。室外のやや低い空気が流れ込んでくれば、何とか眠れることがわかっている。
 昨夜は少し就寝が遅かったので、今朝は寝坊を決め込んだが、熱帯夜ではなく既に猛暑の時間帯に突入していた。暑い。今日は、執筆をお休みして、たまっている雑務をこなそうと思った。その時点では。
 ところが、ルーチン雑務を途中までこなした時点で、早くもエネルギー切れとなってしまった。少し疲労がたまっていたこともあろうが、暑さのせいかもしれない。書斎のエアコンはきわめて弱めに設定してあるので、それもいけないのか。
 遅い昼食でインスタントラーメン(夏は熱いのがいい)を食べた後、リビングのフローリングでダウンし、そのまま昼寝態勢に。
 あたりが暗くなるまで起きられなかった。
 結局、ルーチン雑務をすべてこなすのが精一杯だった。何とも情けない1日だった。
 明日も猛暑が続くという予報なので、当然熱帯夜も続くことになる。今夜は、特別に、アイスノン(氷枕)を用意して寝ることにする。

8月3日(金)「アイスノンで対策・・・の風さん」
 昨夜の寝室は、窓を全開にしていても、ほとんど空気の流れを感じなかった。つまり、内外の気温差がほとんどなかった可能性がある。なので、アイスノンを用意したのは正解だった。
 今日も気温が上がる予報である。
 とりあえず午前中はルーチン雑務に取り組んだ。あまり頭を使う作業ではないので、いちおう進む。しかし、この中にVOA(Voice Of America)を聴くというのが入っていて、ほとんど聞いているだけ。何十年と英語を勉強していても、記憶力が悪くて、ちっともボキャブラリーは増えないし、頭脳は日本語で凝り固まっているので、英語を訳そうとしてしまい、できっこないことをしているわけだから、音を聞いているだけになってしまう。これら2つの障害を乗り越えないと、人生で英語は敗北で終わる(笑)。
 昼は納豆ご飯にした。
 午後からいよいよ暑さが増している予感がしたので、無理せずたらたらと過ごすことにした。
 案の定、名古屋の最高気温が歴史に残る40.3℃となった。ということは、住居地も39℃前後になったろう。屋外作業は論外だが、屋内でも、無理せずで良かったと思う。
 依頼されているエッセイ原稿に取り掛かった。こういう短いものは、間違いなく完成させられるので、安心である。今夜はできなかったが、明日には完成するだろう。
 今夜もアイスノンを用意した。

8月4日(土)「現役時代のパワー・・・の風さん」
 起床した時には、元気なワイフはもう出かけていた。
 退社して5年目に突入し、身辺整理はまだ終わらない。その整理の中で出てくる資料を見ていると、現役時代モーレツに活動していたことがわかる。
 会社の仕事は間違いなく激務で、自分としては全力で取り組んでいたから、自分の時間のほとんどがそれに費やされていた。一方、家庭人としては、さすがに屋内外の雑務(庭の草むしりとか)はノータッチだったが、夫として父としての行動は、ひたむきに取り組んでいた。そして、作家活動である。膨大な資料や痕跡が山のような荷物の中に埋もれていて、一つ一つチェックすると、ハンパでないのだ。一例をあげるなら、新鷹会の会員としていかに会の活動を盛り上げようと努力していたか、それが残っている資料でわかるのである。よくこれだけのことをしていたな、と。
 退社後は時間はたっぷりできたはずだ。ところが、かつてのような行動力がないのである。最大の原因は心身の衰えだろうが、それでも、持ちこたえられそうな気がするので、何とも歯がゆい。
 着払いのワイフの宅配を受け取ってから、 hairdye を実行。その間にもルーチン雑務は着々と進める。
 今日も猛暑予報なので、階下のエアコンは切らずに、書斎と階下の行動がスムーズにできるようにした。
 ランチは菓子パン1個。
 ルーチン雑務を完了したところで、昨夜から着手しているエッセイ原稿の続き。何としても完了させる覚悟で取り組んだ。
 夕方までに完成したエッセイを、画像資料と一緒に編集部へ送付できた。
 階下へ降りて、最近読み始めた小説を読んだ。長編なので、時間はかかりそうだが、分析的読み方の感覚はすぐに戻っている。
 夕食後、書斎で少し執筆の続きをし、再び階下へ。
 ワイフが遅く帰宅したが、無事を確認して、私は就寝準備へ。今夜もアイスノンが必須だろう。

8月5日(日)「39.9℃の中・・・の風さん」
 アイスノンのおかげで睡眠は確保できた。
 午前10時までルーチン雑務を少しこなし、ワイフと一緒に電車で名古屋へ向かった。
 名古屋の日中の予想最高気温は39℃である。覚悟はしているが、午前中に35℃をこえるのは間違いないだろう。命がけの覚悟である。
 年末に長女は結婚予定である。相手のお母さんと初めて会ってランチをするのが、今日の目的だった。
 名駅で地下鉄に乗り換え、長女と新栄町で待ち合わせたが、外へ出ると既に日差しも強く、猛暑に突入していた。レストランはまだ開いてなく、道路の反対側の日陰で早速ご挨拶となった。ワイフ生き写しの長女にお母さんが驚いて、会話が一気にはずんだ。しかし一方で、笑った時のお母さんの目元が死んだ母に生き写しで、私は何度も胸がつまった。
 結局、3時間もかけてゆっくり食事したのだが、不思議と会話は途切れることなく、両家の良い関係のスタートを切ることができた。
 あとで判明したのだが、お盆休みの間に、我が家で彼と我が家のメンバーとでバーベキューができることになった。こうして少しずつ、関係が深まり、やがて子どもたちの時代へと世代交代されていくのだ。幸せなことだ。
 食事後、お母さんは彼の運転するクルマで帰宅した。私たち夫婦と長女は名駅へ向かった。
 暑いので、高層ビルの最上階の喫茶でゆっくりし、それからミッドランドの展望台へ向かった。昨日今日と記念の無料開放がされていたからだ。
 初めてかと思ったら、吹き抜けの下がビアガーデンになっていて、かつて職場で飲みに来たことを思い出した。回廊の展望部分もそのときビアガーデンから上がって眺めた記憶がよみがえった。現役時代、ただひたすら突っ走っていたことがあらためて実感された。
 霧が噴射されるアトラクションも見て、今後は夕食を食べにまた別のビルへ移動した。
 今日の名古屋の最高気温は39.9℃に達していた。
 最後は和食にし、その後長女はバスで、私たちは電車で家路についた。
 帰宅したのは10時過ぎだったが、暑さはまだ強烈で、風もほとんど吹いていないので、今夜はエアコンをつけた書斎で仮眠することにした。

8月6日(月)「就寝の苦労・・・の風さん」
 昨夜、書斎で仮眠しようと決めて、ふと天井を見上げると(書斎の天井はななめです)、黒い物体が!
 よく見るとチビゴキだった。どうしてこんなときに?
 2階の洗面所からゴキジェットを持って来て、狙いをすまして……とプッシュしても何も出ない! 空鉄砲やんけ。急いで1階へおりてゴキジョットを持ってくると、チビゴキはまだ天井に静止していた。
 シュパッと噴霧すると、傾いた天井を横に移動し、やがてポタリと落下。かろうじてカーペットの見える部分に落ちたので、止めのシュパッ!
 狭い書斎にもホウ酸団子を2個配置してあった。はたしてそれを食べた後だったかどうかは分からない。しかし、たいして苦労することもなく仕留めることができたのは階下での例と同じだから、やはり毒エサの効果はあるようだ。
 これ以上はいないだろうと確率論を頭の中で展開して、書斎で横になったが、弱冷房でも、決して快適とはいえなかった。暑くても寝室の方が寝られそうだ。
 今日も日中の予想最高気温が名古屋は39℃である。当地も青空が広がっているので、37℃くらいにはなりそうだ。無理はしないことにしよう。
 午前中はルーチン雑務。インスタントラーメンの昼食後は、リビングのソファで横になったが、暑苦しくて、フローリングに移動。約2時間の昼寝(JPが小包を持ってきたので目が覚めた)。
 ルーチン雑務の残りをやってからホットタイム。
 その後、気温もいくらか下がり、逆に体力は戻ってきたので、ようやく執筆に着手。
 今日の名古屋は39.4℃だった。
 今夜はアイスノンに加えて扇風機を置いて寝ることに決めたので、いつもより遅い時刻まで執筆に取り組んだ。

8月7日(火)「10日ぶりの草刈り・・・の風さん」
 週間天気予報では、明日8日は厳しい猛暑(40℃)で、今日は比較的まともな猛暑(35℃)とのことだったので、電動草刈りを予定していた。
 起きると、うまい具合に曇り空。このまま行けば、夕方には楽に草刈りできるだろう、と期待感が広がった。
 ところが、朝食後、雨が降ってきたので驚いた。いつ以来だろう? しかも雨は強くなった。PCで雨雲レーダーをチェックすると、住居地の上空だけ雨雲に通過予定になっていた。何だこれ?
 雨はじきに止んだが、肩透かしを食ったために、気合が入らず、たらたらとルーチン雑務をしながら時間をつぶした。
 一方、朝からワイフがトラブル報告。屋外にある水栓の一つから水漏れがしているとのこと。パッキンの劣化らしい。ワイフに水道屋に電話してもらった。
 夕方、ワイフが外出している間に、水道屋が来てくれて、超高速工事でパッキンを交換してくれた。
 恒例のホットタイムの後、やはりやるっきゃない、と決断して屋外へ出動した。
 シャワーを浴び終るまできっちり2時間かかった。10日ぶりだったが、雑草はちゃんと伸びていた。
 なるべく体に負担がかからないようにやったつもりだったが、腰が痛くなったので、コルセットをして労(いた)わった。
 労(ねぎら)いの意味もあってか、晩ご飯にビールが出たので酔っ払ってしまった。
 最後に少し執筆の作戦を立てて、今夜もアイスノンと扇風機で寝ることにした。

8月8日(水)「これで涼しい?・・・の風さん」
 未明、寒くて目が覚めた。アンビリーバボー! 熱帯夜でなければ、窓全開、アイスノン、扇風機では寒いのだ。
 リモコンで扇風機で止め、アイスノンを遠ざけて、再びスリープ。
 起床してからも涼しさを感じた。洗面所の温度計も30℃を下回っている。昨夜、2階のトイレが故障した思ったが、最終的に勘違いであることが分かり、事なきを得た。もし故障だったら、タンク内の部品を購入してきて、自分で修理しなければならなかった。
 午前中、ルーチン雑務をさっと終えた。外出していたワイフが帰宅し、パンでランチ。
 発注していた台所の天井灯が入荷したので、町の電器屋さんがやってきて取り付けてくれた。非常に明るくなった。
 1階は機能性重視とムード盛り上げの2パターンの照明が選択できるようにしようと考えていて、機能性重視はいちおう確保できた。ムード盛り上げには色々と工夫が必要で、完成まで時間もかかる。
 予定より遅くなったが、11日のバーベキューの準備のため、キャメロンで出かけた。あちこち行く予定だったが、今日は行けるだけ。ディスカウントショップでビールを購入した。ホームセンターへも行った。まだまだ購入するものはある。
 執筆のための参考資料を調べていると、続々と新しい資料が見つかる。それらの中で、国立国会図書館のデジタルコレクションで閲覧できるものがあり、非常に助かる。わざわざ上京する必要がないからだ。しかし、読むのは大変である。
 比較的涼しいと感じられる1日だったが、それでも名古屋は38℃を超えていた。

8月9日(木)「盆施餓鬼・・・の風さん」
 台風13号は逆走せず北北東へゆっくり去りつつある。当地は、台風の影響で少し風が吹いていて、いくらかしのぎやすい。
 恒例の盆施餓鬼のためワイフと心月斎へ。時間割ができているので、混雑は平準化されている。
 真っ先に墓地へ行き、いつものように墓参。しかし、短時間で終わるようにてきぱきと。
 本堂へ入って先祖供養となるが、なぜか参列者が少ない。暑すぎて高齢者は控えているのかなあ。順番もすぐ回ってきた。
 焼香も済んで、お楽しみの昼食。毎年メニューが決まっているが、だからこそ季節感というか恒例仏事の価値を感じる。大昔から、ここだけでなく全国で、こういったことが粛々と継承されているのだろう。その悠久の歴史の中で、たとえば73年前の長崎原爆投下といったとんでもないことが起きている。人間とは何だろう、と思ってしまう。
 盆施餓鬼の次は棚経で、12日を予約した。
 心月斎で精進料理の昼食を済ませたので、自宅での昼食はないが、ワイフが「心太(ところてん)食べる?」というので、食べることにした。子どもの頃、お袋が心太が好きで、よく食べさせられた気がする。江戸時代にもあった食べ物だ。
 暑い時間帯に作業はあまりできないので、昨日回れなかった場所にキャメロンで出かけた。外出している人も少なかったな。
 ホットタイム後、屋外作業に着手。明後日のためだが、暑くて1時間もできなかった。
 シャワーを浴びてさっぱりしたところで、もう疲れてしまった(笑)。
 就寝前に執筆と思ったが、史料のチェックをするのが精一杯だった。
 今夜はアイスノンはやめて扇風機だけで寝ようとしたのだが、暑くてなかなか寝られなかった。

8月10日(金)「早く過ぎてくれ猛暑・・・の風さん」
 ここ数日、日没時刻が1分ずつ早くなり、日中の予想最高気温も1℃ずつ下がっているので、猛暑もあとひと息だろうと、なるべく楽観的に考えている。
 午前中に少しルーチンをこなし、午後の最も暑い時間帯にアクアで出かけた。
 スーパーでまとめ買いをし、GSに寄って、アクアに満タン給油をし、ついでに自動洗車して帰宅した。
 そのアクアでワイフが買い物に行って帰って来てから、駐車場の屋上にタープテントを設置したが、疲れてしまい、作業はそこまで。
 遅いホットタイムをしたら、もう晩ご飯の元気もなく、お茶漬けでさっと済ませた。
 買い物で早くも冷蔵庫がいっぱいになりかけたので、積極的に減らさなければならないのだが、とりあえず第三のビールを1個(笑)。
 明日、元同僚をたくさん呼んで、自宅で待望のバーベキューである。猛暑の中という不利な条件だが、感謝のおもてなしである。頑張らねば。明日も朝から準備が続く。

8月11日(土)「感謝のバーベキュー・・・の風さん」
 普段通りの起床。ワイフのアクアを借りて、バーベキューの買い出しへ。
 最初は魚介類だ。半島の南端に近い市場へ行き、慣れているので、ざっと眺めてチェックしてから、大あさり、さざえ、エビを購入し、おまけでアナゴの干物とヒラメも購入した。
 続いて、こちらも下見してあったスーパーへ向かった。既に連休に突入しているせいもあろう、買い物客が多く、なくなる前に焼肉用の肉類をさまざま購入することができた。
 約2時間の買い物で無事帰宅。購入したものはほとんど氷と一緒だったので、冷蔵庫に入れ直す必要はほとんどなかった。
 屋外のバーベキュー会場作りは大変だった。とにかく暑くて日差しも強いので、少しやっては屋内に避難して休養し、しばらくしてまた外へ出てを繰り返した。
 4時に来てもらう約束だったが、結局、ギリギリまで準備を続けた。
 ピアノの自動演奏(ディズニーソング)から始めた。
 今回のメンバーは、拙宅は初めてだったが、不思議なくらいリラックスムードで、また親についてきた子どもたちも、こういったことに慣れているらしく、非常に楽しみ方が上手だった。
 書斎の見学ツアー、ログキャビンの見学ツアーなどをはさみながら、ゆっくりしてもらい、5時半ころから全員外へ出て、バーベキューが始まった。5時には次女も帰省してきて合流。子どもたちはお腹がすいていたらしく、大人向けと思われるものでも、大喜びで食材にアタック。
 今日のスケジュールや食材のすべてを明らかにしていなかったので、第一部(ウッドデッキ上)で子どもたちはかなり満腹になったらしい。
 日没時刻になって、照明器具が点灯し始め、車庫の屋上を開放した第二部になったころには、子どもたちは屋内へ戻ってゲームに興じていた。しかし、今日のコンセプトはインスタ映えバーベキューということで、多彩な照明の中、ムードあふれるバーベキューの代二部がメインだったのだ。
 こうして午後10時すぎまで楽しんでもらったが、逆に私たち夫婦を楽しませてくれたことがあった。招待した元部下の中の3人が、ピアノを弾いてくれたのだ。我が家にピアノがあることは知らなかったので、即興の演奏だったが、彼らの特技を知らなかった私はとても感動した。5年前にわざわざ送別会をしてくれた彼らへの感謝のバーベキューだったが、またまた感謝の気持ちでいっぱいになった。

8月12日(日)「棚経・・・の風さん」
 暑さだけでなく疲労でぐったりだったが、普段通りに起床。
 今日は棚経で住職さんが来るので、仏壇にお盆提灯を飾ったり、フローリングの清掃をしたりした。
 やがて、空模様が不安定な様相を呈してきたので、バーベキューの後片付けの残りをしっかりやることになった。
 またまた疲れてしまった。
 例年のように棚経をしてもらった後、コーヒーを飲みながら歓談した。毎年知らないことを色々と教えてもらえる。今年は心月斎が保有している掛け軸の話をうかがった。400年近い骨董品から、盛田家の当主が描いた絵まで、たくさんあるそうだ。鐘楼の建築物も価値あるものとのことで、ただし文化財に指定されると、痛んでもすぐ修理できなくなるのでそのままだとか。
 県内は局所的に雷雨になっているが、ここは晴れないまでも、そういった雷雲に襲われることもなく、ただひたすら屋内で静養に努めていた。しかし、かき氷を食べてもビールを飲んでも疲労はとれない(当たり前か)。
 昨日のバーベキューの残りで晩御飯にしたが、わずかしか食べられなかった。
 このまま寝てしまったら、ぐうたら作家で終わってしまうので、大学の同窓会誌に寄稿した原稿の校正ゲラに手を入れた。ちゃちゃっと書いた原稿だったが、出来がイマイチで、手を入れる部分が多かった。明日、返送しよう。

8月13日(月)「スコール・・・の風さん」
 天気予報は名古屋を注視しているが、住居地の日中の予想最高気温は名古屋より2℃くらい低い。今日は32℃なので、3℃くらい低いのかな。
 とは言え、朝から日差しが強い。キャメロンで外出した。
 ATMで現金をおろし、JPで送金と投函。ウィークデーだが、お盆休みのせいもあろう、交通量はやや多い。
 最後はJAに寄り、振り込みをして帰宅。
 ルーチン雑務を少ししたが、エアコンのある書斎にいても暑さを感じるので、階下へ降りてゆっくりすることにした。
 結局、フローリングで横になって昼寝。疲れているのかなあ。
 夕方になって曇ってきた。チャンスとばかり、ワイフとお墓へ向かった。お迎えである。
 月例の墓参も夕方に行くことがほとんどで、墓地に人影はほとんど見られないが、お盆は別だ。
 どのお墓もほおずきの入った供花が墓地を華やかにしている。
 帰宅して軽食。帰省してくる長女が遅いので、あとで一緒に晩ご飯にするつもりだった。ところが、今日の日本列島は全国的に天気が不安定で、特に東日本は猛暑から突然雷雨になっていた。それが夕方の名古屋でも発生した。
 仕事を終えた長女が、とても外出できそうもないということで、今夜の帰省は中止。明日とんぼ返りの帰省になる。
 それにしても、もはや日本の気候は熱帯地方である。突然の雷雨とはスコールのことだろう。
 太平洋戦争中に民間の貨客船や漁船が乗組員ごと軍隊に徴用され、物資の輸送や哨戒任務にあたり、7千隻以上が沈没、6万人以上が死んだというNHKのドキュメンタリーを見た。
 現代でも会社や役所の組織的な不祥事が報道されるが、その規模の大きなのが戦争である。小さな不祥事すら防げないのだから、戦争を防ぐことは大変だ。ちっぽけな一人の人間にすぎない私は、せめて作品の中で、そういった危険性の回避について訴えたい。

8月14日(火)「今度は身内のバーベキュー・・・の風さん」
 運動不足による体調不良にもう我慢ができなくなった。今日は何が何でも筋トレに行くのだと、昨日、決めていた。
 体育館まですぐなので、窓を全開にしたまま走った。午前中だったが、お盆休みのせいか、私は17人目だった。
 記録帳を引っ張り出すと、前回は昨年の6月27日だった。五十肩で筋トレを中断した後、ずっとそのままだったのではなく、ちゃんと復活していたのだ。それがまた中断した理由は何だったのだろう。思い出せない。
 ま、とにかく、通常のメニューをゆっくりこなしていくと、この1年余りの体力低下が明らかだった。今度こそ続けなければ。そのためには五十肩のような病気を再発させないことだ。
 帰宅したら、昨夜雷雨で帰省できなかった長女が到着していた。今夜のバーベキューでは活躍するだろう。
 午後4時過ぎにたつあき君が到着。12月に長女と挙式をすることになる。我が家は4回目かな。どんどん家族の一員になりつつある。アイスクリームを買ってきてくれたので、それを食べた後、氷いちごを作ってあげた。
 今夜のグリル当番をお願いすることにしたので、グリルの使い方を長女と二人に教えた。
 午後6時に次女とよしき君が到着。よしき君は次女のボーイフレンドだ。まだ若いので、この先どうなるかは分からない。
 日没が近付いてきたので、バーベキューを開始した。今夜のことは1週間以上前に決まっていたので、11日のバーベキューの時に食材を多めに用意してあった。なので、今日は買い足しはほとんどなし。会場作りも、11日の再現だった。しかし、蚊取り線香のセットはけっこう大変だった。
 10時ころに屋外を終え、最後に屋内でデザートを食べて終了したが、私は2杯のシャンパンと2杯のコークハイで泥酔に近かった。何ともはや(笑)。
 
8月15日(水)「終戦の日の想い・・・の風さん」
 とにかく朝になったので、起床して階下へ降りたら、ワイフはもう教室を始めていた。
 いつも通りにトーストで朝食にしたが、昨夜の疲労と久しぶりの筋トレによる筋肉痛も出て、寝室へ逆戻り。
 正午前に町のスピーカーから終戦の黙とうを促す放送があったので、黙とうを捧げた。その後、再びダウン。
 午後2時ころに階下へ降りたが、相変わらずワイフの教室が続いていて、私は元気が出なかったので、お菓子とジュースでランチにし、また寝室へ逆戻り。いちおう読書くらいしようと思ったが、気力が出なかった。
 空はハッキリしない雲行きで、雨が降ったりやんだりだった。バーベキューの後片付けを私はやらなかったので、いくつか雨ざらしになっているが、それを取り込む気力がわかなかった。
 午後6時ころ、ようやく元気が少し出ていたので階下へ降りたら、ワイフから「今日は送りに行く日だよ」ときついお叱り。
 謝りながら出かけようとすると、天罰の雨。中止にしようといったん家の中へ戻ったが、雨の中でも行こうと提案したら、ワイフも賛成してくれたので、傘を持って再び外へ。
 墓地が近いというのは本当にありがたい。墓参の間、雨がやんでいてくれた。
 友人のFBで迎え火を焚いている写真を見たので、来年はミニチュアのセットを用意しようかなと思った。
 このタイミングで、辻真先先生の新刊が出た。『深夜の博覧会』(東京創元社)だが、名古屋空襲も含まれた平和を祈る作品のような感じがする。わざわざ送っていただいたので、しっかり読んでみよう。

8月16日(木)「健康と体力・・・の風さん」
 昨日から雨がときどき降り出している。この雨が降り止むと急に秋の気配がし出すという予報である。バーベキューグリルをまだしまっていなかったので、とりあえずサンルームに入れておいた。内部は濡れている。
 起床したら、雨は止んでいて、空(雲の様子)が夏と違っていた。
 一昨日の筋トレの後遺症で、まだ筋肉痛を感じる。これは気持ちが良いものだ。前年度で非常勤講師をやめ、6月いっぱいでリハビリも終えたので、これからは毎週2回筋トレに通いたい。体調をコントロールするために、必須のことだと思う。
 今日はルーチン雑務に加えて、気になっていたことに積極的に取り組んだ。筆頭は、人間ドックの予約だった。一昨年、脳ドックを加えて初めて人間ドックを受診した。昨年はワイフにそれを受診させた。今年は交代して私の番にした。電話すると、一昨年の記録が残っていて、それを基準にスムーズに予約ができた。来年以降のことは継続して考えて行く。
 午後、キャメロンで出かけ、JPで送金処理をしてからドラッグストアへ行き、薬品類のまとめ買いをして帰宅した。
 夜、バーベキューグリルの乾燥ができていると判断し、サンルーム内で組み立てて点火してみたら、無事に火がついた。
 就寝時刻になり、風が強くなってきたので、ワイフが車庫の屋上に張ったままになっているタープテントを心配するので、次女にも手伝ってもらってたたんだ。
 毎日のように何かやることが発生する。そのための基本は、やはり健康と体力だ。

8月17日(金)「筋トレと労働・・・の風さん」
 火曜日の筋トレ効果が出ている気がするので、今週2回目ということで、出かけることにした。
 朝から空は晴れ渡っていて、日差しも強いが、確かに猛暑日とは違う。
 同じような時間帯だったが、今日のトレーニングルームは空いていた。前回と同じメニューをゆっくりこなしていった。順番も同じなので(もう何年もだいたい同じパターンなので)自分の体のどこがどれだけ弱っているかかなりはっきり分かる。
 昼食後、いよいよバーベキューセットすべての片付けに取り掛かることにした。まるで映画のセットのように色々な小道具を並べたが、ほとんどすべて臨時のものである。それらを裏の土地の物置にしまうので、ちょっとした労働になる。
 次女の荷物のチェックもし、労働が一段落したころ、予定していた知人の来訪があった。
 この来訪は実に久しぶりで、約2時間の懇談になったが、話は尽きなかった。
 今日は筋トレと労働ですっかり疲れてしまった。何と言っても体力増強が必要だ。

8月18日(土)「地元の花火を遠望・・・の風さん」
 昨夜も涼しくて扇風機なしで寝られた。起きてカーテンを開けると、やはり涼しい。急に秋かよ、といった妙な不満(笑)。
 ワイフは今日は午前も午後も教室だ。ご苦労様。
 帰省中の次女は友だちの結婚式に出席するため出かけた。こちらもご苦労様。
 私は午前中にルーチン雑務のうちの重要なものを片付けた。
 午後1時に保険会社の外交員が来て対応した後、納豆ご飯で高速ランチを終えた。
 なかなか進まない執筆にまた取り組むが、目標が高過ぎて、なかなか書き出せない。主人公の人生をどう描くか、読者に何を示して共感してもらったり感動してもらうか、そればかり考えている。だから(登場人物の人生を考えるので)小説は私の生きがいなのだが、苦しい作業でもある。
 今日は地元の花火大会がある日だ。これまで3回ぐらい見に行っているが、今日は諸般の事情で余裕がなく行けない。
 しかし、寝室の窓から遠望することができるので、夕食後、ワイフと真っ暗な寝室から眺めた。やはり近くで見たい。
 その後も執筆の続きをやり、就寝前に拙著19冊にサインをした。来週の全国和算研究大会に持って行って、販売しようと思っている。どれだけ売れるか分からないが、キャメロンで行くので、持って行くのも持って帰って来るのも楽だ。

8月19日(日)「朝から執筆モード・・・の風さん」
 今日も爽やかな気候だ。このまま何事もなく秋に入ってくれればいいのだが、そうは問屋が卸さない。台風19、20号がタンデム走行で日本列島をねらっている。
 帰省中大忙しだった次女が午前中に出発した。茨城県まで直行かと思いきや、名古屋で友人と会い、さらに行きつけの美容院でカットしてから新幹線に乗るらしい。これが若さというものだろう。かつての自分もそうだったのかも。
 今日は、朝からいきなり執筆モードにしていた。のろいけれども、これならゼロで終わることはない。
 午後4時から予定通り電動草刈りを開始した。およそ10日ぶりだったので、それなりに伸びている。
 シャワーを浴び終るまで2時間の運動だった(笑)。
 夕食後は、ルーチン雑務をおこなったが、運動の効果でいつもより体が動いた気がする。頭も働くと最高なのだが。
 スコッチをストレートで飲んでベッドへ飛び込んだら、暑くて、扇風機をつける必要があった。やれやれ。

8月20日(月)「役場の件が決着・・・の風さん」
 朝から薄曇り。今日も猛暑はなさそうだ。
 今日も執筆モードでスタートした。はたしてどれだけ進むだろうか。と思っていたら、送ったエッセイ原稿の修正依頼のメールが来ていたので、すぐに対応することにした。
 昼過ぎにキャメロンで外出。UFJとJAのATMを利用した後、役場へ。6月に長男の住民税について相談した件の続きである。
 京都で長男が調べた結果を持って行き、最後の詰めをどうするか相談するのが目的だった。
 結果は、すべての疑問が明らかになり、今回の問題についてはとりあえず解決した。残された課題は、長男の現住所と住民登録が違うことをこれからどうするかだ。帰宅して、それらのことをメールで長男へ伝えた。
 それから昼食なのだが、今日は卵かけご飯にして終えた。毎日の食事量は多くないが、消費するカロリーも小さいため、痩せることはない。健康的とは言えない。
 結局、体力不足で眠くなってきたので、しっかり昼寝した。
 夕方からやっと執筆を再開した。暗くなって雨も降ってきた。
 陰気な一日として終わりそうだ。

8月21日(火)「金足農の活躍・・・の風さん」
 ワイフを駅まで送るため、やや早起き。こういう日は頭痛で(寝不足が原因)不調になることが多い。
 朝食後、例によって頭が重かったので、頭痛薬を飲んでみた。
 執筆を再開。意外と粘りがあって、作業は継続できる。頭痛薬のおかげかげかもしれない。
 今日も卵かけご飯の高速ランチ。休む間もなく筋トレに出かけた。
 連休は明けたはずなのに、ウィークデーにもかかわらず、私はもう23人目だった。
 筋トレ復活3回目だったので、少しピッチを上げた。
 帰宅してすぐテレビをつけた。甲子園、金足農vs大阪桐蔭の決勝をチェック。4回裏、金足農の守りで、まさかの吉田が打たれていた。球数が多く、ただでさえ連投で疲れているはずなのに、これでは体がもたない。
 結局、最後まで観戦した。選手らの喜ぶ姿も悲しむ姿も感動的だ。彼らは本当に全力でこの日を迎え、この日を戦ったのだ。だから、最高の喜びと悲しみを得ることができる。いい加減な努力の果てにこれはない。真実の感動は見る者をも感動させる。
 そうだ。私もこのひたむきな努力を忘れていた。老いやら体力低下やら、色々と言い訳ばかり。スポーツマンは抜群の運動神経と体力を持っているだろうが、その上で、さらに限界を求めて努力してきたのだ。決して楽な訓練だったはずはない。だとすれば、低いレベルの私でも限界を求めるべきなのではないか。
 亡き父は、秋田県の農業高校で長く奉職(22年くらい教頭、校長だった)した。その間、転勤が多かったが、唯一勤務しなかった農業高校が金足だった。しかし、今回の金足の活躍は、亡き父もあの世で喜んでいるに違いない(私という遺伝子を引き継いだ息子の魂を通じて)。
 今日は何度かくじけそうになったが、頑張ることができた。明日もこの調子で行かねば。

8月22日(水)「今年も和算の夏・・・の風さん」
 台風が近付く中、今日は晴天の見込みなので、屋外でやれることはやっておこう。明後日からまたキャメロンで遠出する。
 午前中にルーチン雑務を終え、昼食後、キャメロンで外出した。GSへ行き、満タン給油。気分を新たにするため自動洗車したかったが、出発日は雨の見込みだし、幌が傷んでいるので、自分で修理するまで、自動洗車は控えた方が良さそうだ。
 帰りにホームセンターに寄って猫用のトイレの砂を購入。
 帰宅したが、朝からぐんぐん気温が上昇している感じ。でも、35℃よりだいぶ低いはず。日差しが強いので、暑く感じているようだ。とは言え、昨日の筋トレの疲労が少しあるのだろうか、パワー不足を感じ始めた。
 くじけそうだったが、5時過ぎに屋外へ。裏の土地と家の周囲の草むしりをやった。天気が激しく変化するので、やれる時にやっておかなければならない。19日に電動草刈りをしている時、トンボがたくさん寄ってきた。今日もトンボだけでなく、コオロギを見たし、秋が駆け足でやってきている感じだ。
 昨日に続けて名古屋へ出かけているワイフを駅まで迎えに行った(留守番亭主)。
 就寝前に、出かける準備。週末は栃木県で全国和算研究大会があるのだ。名刺の追加印刷は終えてあったので、今日はDVDの追加製造をした。レーベル印刷とデータの書き込みである。あとは、明日、旅行の準備をするだけだ。

8月23日(木)「旅行と停電と・・・の風さん」
 台風20号が接近しているため、朝から強い風が吹いている。晴れていたと思ったら、突然土砂降りになることも。
 気になってベッドから起き出し、外へ出て風雨対策(色々なものを屋内に取り込む)をし、安心してまたベッドに逆戻りした。
 結局、いつもの時刻に起床し、雨が降ってきたので、今度は家の窓を次々に閉めた。
 寝不足ではないが、あまり元気がない。少し体を動かしてみたが、シャキッとしない。
 とりあえずルーチン雑務をこなすことにした。
 昼食はパンとアイスコーヒー。いくらか元気が出てきた。
 相変わらず不安定な天候だ。台風の進路予想を見ると、明日の出発時には日本海に抜けているが、高速道路は東京近くまで雨模様かもしれない。自分が事故を起こすことは絶対に気を付けなければいけないが、事故が起きて渋滞に巻き込まれる恐れがある。
 いつものように夕方からようやく元気が出て来て、執筆もいくらか進んだ。
 夕食後はテレビの天気予報に注目した。自然災害が続いているので、多くの人たちが早め早めに避難準備をしているようだ。
 我が家も前回の教訓からすれば、停電くらいは起きる恐れ大である。旅行の準備だけでなく、停電対応もした。
 栃木県からの帰宅は日曜日の深夜になるので、ホームページの更新はそれ以降だ。

8月24日(金)「風雨の中上京・・・の風さん」
 昨夜の台風は日本海上へ去ったと思うが、台風一過とはなっていない。雨も風も残っている。
 ワイフを駅まで送り、ゆっくり朝食を摂ったが、昨夜までに出発の準備はほとんどできていたので、もういつでも出発できる状態だった。早ければ10時かなというのが、本当にそうなった。
 ところが、出発してまもなくiPhoneを忘れてきたことに気が付いた。逆戻り(笑)。
 新東名に入ってしばらくしたら本格的な雨になった。天気予報通りだな。
 雨の中、いつもと同じようなパターンで走った。体力的な不安がほとんどないのはありがたかった。
 それにしても高速道路を走っていて毎回思うことは、日本の生産性の低さとの関係である。長年モノづくりに関わってきた者として、移動に付加価値がないことは常識である。そこで、強烈な経験をしているドイツを引き合いに出す。ドイツはアウトバーンと言えど、無料であり、速度制限はない。これだけを生産性で比較した場合どうなるか。たとえば200キロ離れた場所へ、ドイツなら無料で1時間で移動できるが、日本の場合は5000円以上の高速料金を支払って2時間もかかる。勝敗は明瞭だ。先進国の中で20位以下に低迷する日本の生産性を上げるためには、数と質の両方で大きな対策が必要だ。働き方対策などは、100ある新政策の中の1つだというくらいでないといけない。目的を明確にして、目標値をかかげ、その目標値をはるかに上回る数々の政策を国民に示すべきである。そうすれば、国会審議はそれらを効率的にこなすため、時間を決めて、次々に処理していくだろう。
 そんなことを考えながら(腹を立てながら)トイレ休憩、ランチ、コーヒータイムと、途中3回ピットインして東名をおりた。横浜を過ぎて、飴も上がったし、何と言っても、まだ明るい。日が長いとうれしくなる。サマータイムは世界の常識だろう。
 環八に入り、セルフで満タン給油し、5時過ぎにはホテルにチェックインできた。
 1時間ほど仮眠してから、行きつけのファミレスに晩ご飯を食べに行ったら、満員! 子供たちがまだ夏休みだから、外食も利用してファミリーサービスしているのに違いない。日本の将来を憂えている私だが、案外、何とかやっていけるのかも知れないな。
 エッセイ原稿の2回目のゲラ修正をし、編集者へメールで送った。

8月25日(土)「全国和算研究大会と大曲の花火・・・の風さん」
 セットした時刻(拙宅での通常起床目標)より1時間も早く目が覚めた。しかし、起きなかった(笑)。
 目覚し時刻の1分前に起きて、少しストレッチをした。気持ち良かったが、相変わらず、かちんこちんにかたい。やばいな。
 部屋で昨夜コンビニで買っておいたパンを食べ、余裕しゃくしゃくでホテルをチェックアウトした。1時間近くゆとりがあるはず。
 ところが、高速道路に出るまで、ナビが細い道をガイドするので、平均速度がきわめて低い。暑さが強烈に襲ってくる。さらに、外環道路から東北道に入ったら、交通量がべらぼうに多いところへ持ってきて、事故渋滞のメッセージ! ゆとりの時間はどんどん消えて行った。また昨日の怒りがこみあげてくる。生産性を!。
 結局、目的に10分くらい遅れた。ただし、昼食のパンをコンビニで買い、昼食抜きは回避できた。
 栃木県佐野市。第14回全国和算研究大会にやってきたのだが、プログラムを見ると、例年よりも研究発表が5割くらい多い。盛況なのは実に良いことだ。
 さらに発表内容もバラエティに富んでいて面白い。大学院生の発表もある。
 先日、わざわざやって来て見学した現存最古の星宮神社の算額と再会も果たした。燻蒸処理が終わっていたが、外観に変化はないとのこと。
 懇親会(歓迎のフラダンスがあって驚いた)含めて多くの研究者と交流できたのも良かった。それが最大の目的かなあ。
 今回はホテルで個室がもらえたのだが、たまたまテレビをつけたら大曲の花火大会を中継していた。そう。毎年、この二つのイベントは重なるのだ。
 花火は最後の30分くらいを観賞できたが、やっぱり秋田はいいなあ。少年時代を秋田で過ごせたのは本当に幸せだった。
 明日は早起きしようと決めていたが、就寝は午前零時20分ころ。

8月26日(日)「一気に帰宅・・・の風さん」
 ニュースで、昨日の群馬県が39℃近くまで上昇したことを知った。どうりで隣県の栃木県も暑かったわけだ。いつまで続くのだ、この猛暑は? と叫びたいが、東京オリンピックまで続くことは長期予報で知っている。今年の日本の熱中症の死者はたしか120人以上いるはず。東京オリンピックでは、それらの数字に、観戦中の内外の客が加わることになるが、もし選手が一人でも犠牲になったら大変な騒ぎになるだろう。サマータイムだけでは対策は不十分だと思う。1964年の開催時と同じ秋に変更すべきだ。
 午前7時半にホテルの朝食レストランに行ったら、ほぼ満席だった。大会の宿泊者が大勢いる。老人だから早起きなのではなく、猛暑の夏だから(もう太陽も高い)、さっさと起きてしまうのだろう。
 会場へ向かうホテルのマイクロバスより先に、キャメロンで会場へ向かった。
 今日は持参した本を販売しなければならない。販売の機会があると、損をしてでも売りたくなるのは、いったいどういう心理なのだろう。潜在的にお店屋さんをしたかったのだろうか。
 たくさん持参した本を、私が入手した原価以下で、しかもサイン付きで販売するのだが、和算研究大会の参加者は、本の内容を宣伝する必要もなく理解してくれているので、どんどん買ってくれる。本当にうれしい。複数冊購入してくださる方の価格はさらに値引きして、私の損金は増加した(笑)。結局、持参した本の半分が売れた。まいどあり〜。
 午後3時半までフル参加し、会場を後にした。ナビを自宅にセットすると450キロと出た。予想到着時刻は午後11時である。
 インター直前でセルフ満タン給油して(都内で給油したときと同系列のスタンドだったので、再利用割引になった)東北道にのったら、もう渋滞だった。事故である。そこをやっと抜けて蓮田SAでトイレ休憩。
 首都高を走ったが、東名入り口前でまた渋滞。事故である。やっと東名に入り、海老名SAでラーメンを食べた。
 新東名に入り、夜間ということもあり、爆走しているので、私も一緒に爆走した。こうやってすいすい走っていると、また日本の生産性の問題を思い出す。駿河湾SAでコーヒータイムにした。
 その後も順調に走行し、浜松SAで最後のトイレ休憩をし、伊勢湾岸、知多半島道路とつないで、午後11時40分ころ帰宅した。
 今日は日曜日だったので、東名の高速料金は25%くらい割引で助かった(しかし問題は、無料のドイツと生産性で負けていることだ。割引くらいで喜んでいる場合ではない)。
 日本はまだ猛暑の真っただ中だ。

8月27日(月)「お疲れ・・・の風さん」
 長距離ドライブなどで疲労しているはずだし、昨夜は熱帯夜でも寝室に冷房がないので、例によって窓を開放し、扇風機とアイスノンで寝たのだが、普通の時刻に起床した。早、老人モードか?
 今日も当地は猛暑日が予報されていて、活発な行動はできないと思った。が、キャメロンの給油は必要だった(GSがイベント開催最終日)ので、かつサンドで昼食にした後、出かけた。乗車直後の車室内気温は50℃を超えていた。
 22日に満タン給油してから914キロ走っていた。やはり目的地までの片道は約450キロあったことになる。この間、暑さで常にエアコンを使用していたため、燃費はきわめて悪く、約11.5`/Lだった。これはひどい。
 帰宅してから、やはり疲労が出て、1時間強昼寝してしまった。
 書斎の窓から見える新築住宅の外装の色が判明した。これだけはやめてほしい「色」だった。これから毎日それを眺めるかと思うと、気持ちが暗くなる。まあ、何でも慣れだろうが。
 夕食後、やっと執筆再開の準備に入ったが、イマイチ気合が入らなかった。
 明日も暑いくせに、雨の予報もあり、不安だ。しかし、今夜はアイスノンは不要だ。助かる。

8月28日(火)「長男が帰省・・・の風さん」
 昨日よりも日中の予想最高気温は低い。とは言え、35℃くらいにはなるだろう。いくらエアコンがあるとは言っても、外気との温度差を激しくするのは、色々な面で無理がある。
 今日こそ執筆を加速させようと思って1日はスタートするのだが、それにこだわっていると、何もできずに終わってしまう恐れもあるので、ルーチン雑務ではない、何かを最低限やることにする。
 先ず、昨年発見された十二指腸潰瘍の経過観察ということで、上部内視鏡検査の予約をすることにした。無事、10月某日で予約できた。これで、11月の人間ドックはバリウム検査を省くことができる
 暑さのせいで、今日も昼寝をしてしまった。
 続いて、11月の静岡県の高校での講演内容の連絡をすることにした。先方の依頼メールを確認し、昨年の岐阜大学での講演内容をベースにするのが良いと判断し、その方向でレジュメ風にまとめてメール送信した。
 あとは執筆だが、ストーリーはともかく、主人公の人生観をより深く考えながら書いているので、どうしてもスピードが遅くなる。
 小説の醍醐味はまさにここにあるのだが、読者が読んで良かったと思える内容にするため、この作業は苦しい。
 11時半ころ、長男が京都から帰省してきた。時期的にずれたが、特に大きな問題があるわけではない。
 すぐに伝えたのは、役場とのやりとりの結果である。今回のことは、長男のこれからの人生を考える上で重要なきっかけとなる。
 明日は、さらにその人生について話し合うつもりだ。

8月29日(水)「人生の岐路・・・の風さん」
 計画通りに執筆が進まないと、色々なことの調子が狂ってしまう。今さら言っても仕方ないが、月曜日に電動草刈りをするべきだった。疲労と猛暑を理由に延期したのは、心の弱さだったろう。
 今日の午後、電動草刈りをしようと思って起床した。ところが、ワイフから午前中の教室を午後に変更したので、裏の土地にクルマが2台駐車するという。あらら、と思ったが、ここでくじけてはならぬと、思い切って午前中に出動した。
 週一のペースが、また間があいてしまったため、雑草が伸びていた。さらに、ワイフの情報で、キノコがうじゃうじゃ生えているとのことだった。が、これは誤情報で、しいたけぐらいの大きさの白いキノコが、笠の部分だけ、つまり茎は長くなく、バラバラに生えていただけだった。ま、とにかく、バッテリ2個ですべてを刈ることはできなかった。
 昼前にすべての作業を終え、シャワーも浴びた。さらに体を冷やそうと、氷イチゴを作って食べたが、汗はなかなか消えなかった。熱中症になる恐れがあったのかも。
 昼食後、リビングのフローリングに寝そべって昼寝した。これが一番体を冷やせる。クーリングダウンだ。
 夕方から執筆再開。
 晩ご飯の後、長男とこれからの人生について語った(が、ほとんど私が経験談を話した)。いずれにせよ、長男は人生の転機あるいは岐路に立っていることを自覚しているようだ。
 就寝前までに、難航していた小説の1節を終えた。

8月30日(木)「筋トレは必須・・・の風さん」
 週明けに書斎の窓のブラインドを開けたら、窓の外に巣を張っていた蜘蛛に異変が起きていた。我が家は蜘蛛は保護動物なので、いつもそのままにしている。異変とは、蜘蛛を中心に白いバッテン(X)が描かれていたことである。誰のイタズラか? 建築現場から白いペンキでも飛んできたのか? それともX字形の白い蝶が捕捉されたのか?
 こういう時、ネット検索は便利だ。すぐに判明した。蜘蛛はコガネグモで、白いバッテンは隠れ帯というのだそうだ。巣の一部である。自分で作ったのだ。コガネグモは、Xの中心にいて、足を2本ずつ乗せて踏ん張っている。初めて知った(笑)。
 それが今日もそのままで、コガネグモ自身は大きくなっている気がするので、ちゃんとエサを捕まえて食べているらしい。
 今日も優先課題は執筆だ。昨日、1節が終わったので、そこから結末までのラフをもう一度読み返し、全体構成の再点検をした。結末は決まっているので、そこまでどう盛り上げるかが、やはり課題だった。
 昼食は納豆ご飯。
 夕方から筋トレに出かけた。躊躇しているとまた機会を失うからだ。
 2時間後に帰宅したが、疲れた。気持ちの良い、健康的な疲労だ。やはり行って良かった。
 しかし、出かけていたワイフが7時過ぎに帰って来たのだが、疲労で起き上がれなかった(笑)。へぼ。

8月31日(金)「言い訳だらけ・・・の風さん」
 昼寝してしまうと、だいぶ時間を損した気がする。なので、寝坊して睡眠過多に近くし、午後、眠くならないようにしてみた。
 それと、作業能率が上がらないこととボケが関係あるような気がして、これはもうどうしようもないので、気合で突き進むしかないと覚悟を決めた。
 長男が来ているおかげで、ワイフが昼食を用意した。昨夜の残り物だが、新たにご飯を炊いたので、これはもうちゃんと食べるしかない(笑)。
 などなど、色々な言い訳をしているうちに、あっという間に午後である。しかし、絶対に昼寝はしない。
 長年懸案だった大学の機械系の同窓会誌への寄稿文の最終校正ゲラが届いた。前回の修正でまともな文章になったので、今回は修正なしで返送できる。一つひとつ確実にモノにしていくのが私のやり方だが、いかんせん、年月が(時間が、ではない)がかかる。
 ということで、またすぐ執筆に取り組むのだが、相変わらず、進まない。現在はアイデアの問題だろう。
 また言い訳だが、コーヒーを飲むと元気が出ることがある。恐らくカフェインのおかげだ。中毒ではないので、多量に飲んではいない。しかし、気合が入らないと、飲みたくなる。ただ、もし身体が求めているのがカフェインならば、コーヒーでなくてもいいわけで、今日は、エネルギードリンクというものを初めて知った。イギリスで年齢制限をかける検討がされているというニュースを読んだからだ。原因は若者のカフェイン摂取に危険があるかららしい。エネルギードリンクの例を見たら、何気なく飲んだことのあるものと、見たことがあるものが含まれていた。若者ではないので(笑)、今度試してみよう。
 そうこうしている間に、深夜になり、閉店の時刻となってしまった。やれやれ。

2018年9月はここ

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